初リフトで直滑降
頭痛が酷い。微熱が続きながらもクスリを飲み誤魔化しながら支度をする。
きょうは子ども達が楽しみにしていたスキーツアーだから。
天気も申し分無く、普段なら愚図る長男も素直に支度を手伝う。
バスに乗り込み寒河江を出ると、橋の上から見える最上川は濁流を湛え、晩春の様相を呈していた。
今年は冬らしい冬も無かったが、年々四季の変わりが無いようで、なんだか物悲しくも恐ろしささえ感じてしまう。
道中は朝酒でご挨拶。運転の心配が無いことは誠によろしい。携帯のワンセグで子どもらも満足させ軽やかに現地入り。
晴れたり曇ったりの蔵王。
ここ4年くらいは毎年参加のこの企画も、毎回ソリ大会で終わっていたものだから、自分が滑るということなどあるはずも無く、娘がリフトに乗りスキーに挑戦したいと言うまでは、まさか自分も滑るということなど思いもよらなかった訳で。物置から掘り起こしたスノーボードのエッジは錆が浮き、ブーツもかみさんの実家に起きっぱなし。慌てて前日に錆を落としブーツを取りに走ったのだった。
久しぶりに入るチケット売り場。相変わらず高いリフト代。預かり金の500円が入っているとは言え、大人10回券+子どもフリー券で5000円が飛ぶ。
上野台のゲレンデで、娘よりもドキドキしながらリフトに乗り込むオヤジがひとり。きちんと乗れるか、きちんと降りられるかそればかりが心配で、娘の動作に一々気を揉んでしまう。
無事にリフトを降り、ゆっくり滑り降りながら様子を見ようと思った1本目、ビンディングに後ろ足を固定し顔を上げたときにはすでに娘の姿は無く、遥か眼下に爆走する姿が。あろうことか、ターンも入れず猛烈なスピードで下り降りる娘。慌てて追いすがるも、ようやく追いついたのはリフト乗り場。本人も驚いた様子で、どうやらコントロールできずに下り降りてしまったらしい。2本目以降は後ろから同じコースをなぞるよう指示して滑ることにした。
楽しく滑った2時間半、リフトの乗り降りも形になり、スキーの滑りはまだまだながら、父の駆るスノーボードにも興味を持ってくれた娘。冬場は釣りばかりじゃなくゲレンデも有りだなと思いながら楽しい時間を過ごせた。
昼食にジンギスカンとビールを鱈腹ご馳走になりお腹も満腹。もう一つの心配事だった体調の方ももすっかり回復。
ただ、また明日から仕事だと思うと、やたらと気が思い・・。
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