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それぞれの王者

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日本でもっとも期待される男、長谷川穂積が陥落。
WBCバンタム級王者として、5年の長きに渡り10度の防衛。
防衛戦でのKO率の高さ、他を圧倒するテクニックから、彼の11度目の防衛は誰も疑わなかったろう。
勝っても負けてもKO必至の戦い。
相手の体を見たときから嫌な予感はあった。
体幹の太さは捻れ系の強さを表している。
「強い・・」
一瞬たりとも目線を外すまいと、ビールを1リットルを用意して開戦のゴングを待つ。
しかし、ラウンドが進むに連れ、その嫌な予感は長谷川のつくる空間、見事なまでの演武とも言うべき闘いによって徐々に薄れ始めていった。
4Rももうじき終わる。
誰もが安心し切った一瞬。その一瞬に長谷川自身も油断したのだと言う。
左のダブルを叩き込まれ、ロープ際での連打に棒立ち状態。
レフリーが割って入り試合終了を告げる。
メヒコのもうひとりの世界王者は、WBCのベルトとともに、本格的な世界進出の夢をも奪っていった。

【 慢心が油断を生み、油断が歯車を狂わせる。 】

29歳という年齢は、スポーツをしている人なら誰しも頷いていただけるところだろうが、体力的にも戦略(知力)的にも一番脂ののった年齢。
もう一階級上げて再び頂点を目指すのか、あるいは雪辱を晴すべく再戦を求めるのか。
彼の去就には今後も目を離せない。


もうひとつの世界戦、WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチは、モンスターレフトと賞される遅過ぎた天才・西岡利晃が23歳の挑戦者を退け防衛に成功。
有り余る体力に任せ左右を振るう若造を気持ちよく返り討ちにしてくれた。
今後も応援していきたい。
頑張れ!三十代 !!

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